短いけど響く、朝礼メッセージ

朝礼で前に立つ上司向けの記事。朝礼は長いと嫌がられるが、連絡や指示など伝える必要があることは沢山ある。でも、それだけを伝えても部下の心は動きにくい。上司の考え方や価値観が伝わる話が必要。朝礼の最後の3分の小話をしてみませんか。よくある「今日は何の日」のような「トリビア」ネタではなく、世間の情勢に沿ったメッセージ。短いが、心に響くメッセージ。朝礼後の行動を変えるメッセージ。朝礼ネタ。

ゴールが固定されていないレース

 

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会社が目標を掲げ、社員がそれに向かう。
サラリーマンであれば、イメージできる構図ですが、
この「目標」は、
世の中の情勢や出来事により
短期間で変わるものです。
 
陸上競技で例えると、
今年の大会で100m走に参加することし、
100m走に必要な瞬発力をつける筋トレをしてきた。
 
しかし、スタートして数秒後、
競技自体がマラソンに変更となった。
さらに、マラソンの中盤、再びルールが変わり、
自転車の使用が認められた。

無茶苦茶なレースですが、
会社が参加するビジネスというレースは、
時代や出来事により、否応なく
ルールや活用できる技術が変わるものです。
 
その時、「うちは創業以来、瞬発力が強みで…」とか、
「自転車は乗ったことがないから…」と言って
従来のやり方でレースを続けられるでしょうか。
 
スタート時のゴールは不変ではありません。
状況に応じて力の使い方を変える必要があるし、
新しいスキルを身につける必要も生じます。

絶対的なゴールや万能スキルが
存在すれば楽でしょうが、まだ発見されていません。
状況をよく見て、絶えず自己研鑽していきましょう。