本質を抜き出す
上司への報告など、
簡潔に伝えることが必要な時がありますが、
簡潔の度合いに悩むことはないでしょうか。
情報が少な過ぎれば理解されないし、
多過ぎると話が長くなり、
相手をイラつかせかねません。
しかし、この場合、大事なのは
情報の「量」ではなく、
「本質」を伝えているかです。
道案内で例えると、目的地までの道路を
線で描き曲がる目印となる店などを書いた
地図を渡すとわかりやすいと思います。
では、地図ではなく航空写真ではどうでしょう。
建物の屋根の色や、道路に引かれている白線、
植えられている街路樹までわかります。
Google Mapをデフォルトモードではなく
航空写真モードで使うと、正確なはずだが
情報が多く逆にわかりにくいのではないでしょうか。
「自分が持っている情報から、
相手が必要な本質だけを伝える」。
これには情報の整理、話の組み立てなど
思考の訓練が必要だと思います。
「航空写真ではなく、目印を書いた地図」。
これを「本質」を抜き出すという思考の
イメージにしてはいかがでしょうか。