短いけど響く、朝礼メッセージ

朝礼で前に立つ上司向けの記事。朝礼は長いと嫌がられるが、連絡や指示など伝える必要があることは沢山ある。でも、それだけを伝えても部下の心は動きにくい。上司の考え方や価値観が伝わる話が必要。朝礼の最後の3分の小話をしてみませんか。よくある「今日は何の日」のような「トリビア」ネタではなく、世間の情勢に沿ったメッセージ。短いが、心に響くメッセージ。朝礼後の行動を変えるメッセージ。朝礼ネタ。

本質を抜き出す

 

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上司への報告など、

簡潔に伝えることが必要な時がありますが、

簡潔の度合いに悩むことはないでしょうか。

 

情報が少な過ぎれば理解されないし、

多過ぎると話が長くなり、

相手をイラつかせかねません。

 

 

しかし、この場合、大事なのは

情報の「量」ではなく、

「本質」を伝えているかです。

 

道案内で例えると、目的地までの道路を

線で描き曲がる目印となる店などを書いた

地図を渡すとわかりやすいと思います。

 

では、地図ではなく航空写真ではどうでしょう。

建物の屋根の色や、道路に引かれている白線、

植えられている街路樹までわかります。

 

Google Mapをデフォルトモードではなく

航空写真モードで使うと、正確なはずだが

情報が多く逆にわかりにくいのではないでしょうか。

 

「自分が持っている情報から、

相手が必要な本質だけを伝える」。

これには情報の整理、話の組み立てなど

思考の訓練が必要だと思います。

 

「航空写真ではなく、目印を書いた地図」。

これを「本質」を抜き出すという思考の

イメージにしてはいかがでしょうか。