短いけど響く、朝礼メッセージ

朝礼で前に立つ上司向けの記事。朝礼は長いと嫌がられるが、連絡や指示など伝える必要があることは沢山ある。でも、それだけを伝えても部下の心は動きにくい。上司の考え方や価値観が伝わる話が必要。朝礼の最後の3分の小話をしてみませんか。よくある「今日は何の日」のような「トリビア」ネタではなく、世間の情勢に沿ったメッセージ。短いが、心に響くメッセージ。朝礼後の行動を変えるメッセージ。朝礼ネタ。

目標は広く高く

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目標は広く高く

今では、「買えないものはない」と

言っても過言ではないAmazonですが、

創業時は本に限ったオンライン販売会社、

しかも、後発だったそうです。

 

後発なので当然、No1ではありません。

しかし、Amazonが目指したのは

「本のオンライン販売No1」ではなく

リアルを含めた「書店No1」でした。

 

そこで、リアル書店の弱点を突いた

戦略をとります。

 

在庫。

リアル書店はスペースに限りがあり、

10年に一冊しか売れない本の陳列コストは高い。

しかし、Amazonでは売れるまで倉庫で長期保管可能。

 

書評。

リアル書店での「おすすめ」のポップは

買ってもらうための宣伝。

「この本は、面白くない」というポップは、

売り上げにブレーキをかける。

 

一方、Amazonのレビューは、

良いも、悪いも公表。

しかも、購入者が書き貯めていく。

結果、それが、Amazonの信頼性を高める

 

オンライン書店No1、

達成してからリアル書店と戦うという

目標設定では、この戦略は生まれない。

 

よく「目標は高く」と言われる。

しかし、大きな成長を望むなら「広く高く」だ。

 

今の仕事の役割をこなす。

会社に貢献する。

広く通用するビジネススキルを磨く。

人間性を高める。

 

より広く高い視野で設定した目標ほど

自分を引き上げる。